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不動産賃貸の大家さんがレンタルサーバーを借りる3つの理由

マーケティング

本ブログ「テック大家さん」では以前、大家さんが所有物件のサイトを立ち上げる方法に関して説明しました。

一口に「サイトを立ち上げる」言っても、いくつものやり方があって、ものによっては技術的難易度が高かったり、やりたいことができなかったりと、なかなか選択が難しいものです。

そちらの記事では、サイトオーナーである大家さんが知っているべきこととして選択肢を大きく3つに分類。3分類のそれぞれの仕組みなどを紹介しています。こちらも合わせてご覧下さい。

本日は、上記の記事で書いた3分類の中でも比較的やりやすい、しかも著者のおすすめでもある「レンタルサーバー・タイプ」について取り上げていきます。

レンタルサーバーを借りる理由

筆者は複数の不動産を運営するオーナーとして、自分のサイトを運営しています。自分が所有する物件のコンセプトや周辺の情報など入居希望者が筆者の物件を見つけやすくするための施策です。

サイトを立ち上げる方法はいくつかありますが、筆者の場合はすべてレンタルサーバーで運用してます。

レンタルサーバーを選択する理由はいくつかありますが、筆者テック大家さんが考える重要なものは以下のも3つです。

  • WordPressをすぐに使い始められる
  • 独自ドメインで悩まない
  • 独自メールアドレスの追加が簡単

筆者の場合は、エックスサーバーというレンタル業者を使っています。レンタルサーバー会社としては老舗で、パフォーマンスもよく、機能も豊富なところなどが気に入ってます。

せっかく借りるのだから、快適に使えるサーバーを利用したいですよね。不動産賃貸と一緒です。レンタルサーバーを借りるのは、貸す側ではなく借りる側の立場ですけど…

不動産物件同様、レンタルサーバーの会社によって搭載機能や設定などに差があるのは当然です。一応上記の3項目は筆者の使用しているエックスサーバーを念頭に書いていますが、他の会社のサービスでも使い勝手が異なりはすれど、機能的には同様のもの使えるはずです。

では、一つつづみていきましょう。

WordPressをすぐに使い始められる

WordPressとは、世界シェアナンバーワンのCMS( Content Management System)です。CMSとは、サイトのコンテンツを作成・編集するシステムのこと。w3techs.comによると、全世界の43%のサイトはWordPressでできている(管理されている)そうです。圧倒的なシェアですね。

昔を知る方の中には、HTMLやCSSをテキストエディタでチクチク書いていた、なんて経験をされた方もあるかも知れません。でも、今はそういうのはごくごく少数派。サイトを立ち上げるための選択肢の筆頭はWordPressなのです。

しかも、WordPressはオープンソースのツールなので誰でも使えるときています。

そのような事情もあってレンタルサーバー会社はWordPressをすぐに使い始めるための機能を用意しています。「ボタン一つでインストール」などと機能をアピールするレンタルサーバー会社もあるくらいです。

というのも、こういった機能がなければ、本来はWordPressを使い始めるまでには技術的なハードルがあります。

オープンソースとして公開されているWordPressのソースコードをダウンロードしてインストール、Webサーバーの設定し、データベースの設定も必要。単にLinuxのサーバー・マシンを仮ただけではだめで、使い始めるまでに一手間も二手間もかかっていたはずなのです。

玄人向けのシステムWordPressを簡単に使い始められるのは、レンタルサーバーのメリットの一つと言えます。

独自ドメインで悩まない

レンタルサーバーを借りると、レンタルサーバー会社が所有するドメイン名でサーバーを貸してくれます。ブラウザでそのドメイン名を指定するとサーバーのコンテンツが見られる、というイメージです。

一方、やっぱり大家さんがサイトを持つ以上は、独自のドメイン名をつけてサイトを運営したいと考えるでしょう。「〇〇レジデンス.レンタルサーバー.com」ではなく、「〇〇レジデンス.com」のようなそのものズバリのサイト名でアクセス。これが、やっぱりいいですよね。

こういうのを「独自ドメイン」とか「カスタムドメイン」と呼びます。

ドメイン名は一般に購入するものです。売ってる会社(ドメイン取得代行業者)から購入して使うのですがドメインを買ったとしても、それを有効化するには専門知識が必要です。

具体的にいうと、DNS(Domain Name System)と呼ばれるサーバーに登録する必要があります。DNSの設定も、1から自分でやろうとするとなかなかの技術的難易度のある作業です。

ところが、レンタルサーバーを借りると購入自体もその会社が代行してくれたり、DNSという面倒な仕組みを理解することなく自分のサーバーに独自ドメインを割り当てることができるのです。

独自メールアドレスの追加が簡単

さて、独自ドメインでサイトを作ったら、メールアドレスもそのドメイン名を含むアドレスにしたいもの。

独自ドメインのメールアドレスを名刺に書いたり、使いこなしたりするするのは、独自ドメインを取る一つの醍醐味でもあります。「〇〇レジデンス.com」のドメインでサイトを運営するなら、「オーナー@〇〇レジデンス.com」のように、その物件のオーナーである旨を示すようなメールアドレスを持つこともできるのです。

Gmail.comもいいですが、ネット上でも信頼感が大事。リアルだけじゃなくバーチャルで信頼感をだすためにも独自ドメインのメールアドレスを持つべきだと言えるでしょう。

たとえば、次のような状況を考えてみましょう。

サイトを立ち上げて、問い合わせフォームを設置してネットから問い合わせを受ける。問い合わせのへの回答を返信する際にどんなメールアドレスからメールを送りますか?サイトのドメイン名と同じドメインのメールアドレスからメールをもらったほうが、問い合わせした側も安心感があるのではないでしょうか。

ちなみに、普段使っているGmailの他に、独自ドメインのメールの設定して別のメールソフトで管理するとか、いろいろ面倒だと思うかも知れません。でも、正しく設定すれば、Gmailのアプリを使って独自ドメインのメールの送受信が可能です。こちらに関しては、別記事で詳しく解説します。お楽しみに!

番外: セキュリティ・カメラの映像の保管

以上が、大家さんがレンタルサーバーを借りる理由3選でしたが、ここでもう一つ番外編のご紹介です。

サーバーを借りるということは、コンテンツなどのデータを保存するストレージも一緒に借りられるということ。「ストレージ」とかっこよく呼びましたが、要はデータを貯めておく領域です。

エックスサーバーの場合、プランによりますが数百ギガバイトもの領域が一緒についてきます。ちょっとした紹介サイトを一つ立てる程度だと使いきれない容量です。そこで、ここを便利に活用しようというわけです。

一般的に言って、レンタルサーバーの多くはFTP(File Transfer Protocol)と呼ばれる仕組みを用意しています。FTPクライアント・アプリを使ってファイルのやり取りができるということです。

筆者テック大家さんはこの仕組みを利用して、物件に設置したセキュリティ・カメラの画像を保存するために活用しています。静止画だけを保存しているので大した容量にはなりませんので、おすすめですよ。

以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧下さい。

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プロフィール

テック大家さん
ソフトエンジニア兼不動産オーナー。
某超有名日本メーカーにおいてソフトウエア開発畑を30年近く勤務。
かつてはWindowsのアプリ開発や、組み込み機器のソフト開発を行う。プロジェクトマネジメント・オフショア開発・要件管理などの経験あり。現在は、個人開発で、JavaScript/TypeScript/React/Express、PHP/Laravel、Firebase、Google cloud、Arduino(C++)などでプログラミングを楽しむ。
サラリーマンの傍ら不動産経営を始め、現在、1棟モノの賃貸4物件を東京・神奈川に所有。夫婦でおよそ20年の賃貸経営の実績。
最近の物件では、入居者向けフリーWiFiなど、テック系の設備はDIYで自ら構築。
海外MBA取得。