ハンドメイドで呼び出し鈴を作る
呼び出し鈴って?
賃貸の部屋の入り口の壁。そこの住人に用がある人は、ドアの横に彼らを呼び出すために「ボタン」があることを期待するでしょう。それこそが「呼び出し鈴」の役割。宅配業者でも、住人の知人でも、その部屋の前に立ち、このボタンをきっかけに中の人とのコミュニケーションをスタートする。
そう。ごくごく自然な流れです。
ところで、ハイドレンジア箱根は、建物のエントランスにオートロックシステムが完備されていて、部屋の呼び出しはそこのインターフォンでできます。その一方で、館内に入ったあとで各部屋の住人とコミュニケーションを取るのはどうするのか?
そんな用途のために、各部屋の扉の横にも一応、呼び出し鈴(ドアベル)を用意しています。
この記事は、そこのテクノロジーの話。
建物入り口のオートロックシステムは、スマホにカメラ画像ごと転送するシステムなので、館内のドアの前にはシンプルな呼び鈴だけでよかろう。そんな訳で、各部屋のドアの横にあるベルは「キンコーン」となるだけの昔ながらのベル。カメラみたいなハイテク(死後)は、ここには登場しません。
DIYで部屋番号サイン+ドアベルボタン
シンプルな「キンコーン」式のベルだからといって既製品のプッシュボタンだとそっけない。そこで考えたのが、部屋の際と一緒にボタンをつける手作りの押しボタン。
ボタン部分は部品だけ購入。そして、木でサイン全体の型を作り、その上に部屋番号のステッカーを貼る。
とにかくカッコよくしたい。
で、全部DIYでやったわけです。下の写真は、その時の様子です。
ドアベルが鳴る仕組み
部屋の中の「ベル」自体はパナソニック製のシンプルなものEB177Wという商品です。部屋の中の壁の上の方に設置しています。昔のアパートとかで見たことある、アレ、です。いろいろ検討した結果、このシンプルなベルに落ち着きました。
ところが、これの相手になるようなパナソニックのボタンを選ぼうとすると、色気も何もない、気に入らないボタンになってしまうわけです。部屋の中の人を呼び出すワクワク感もなにもない訳です。実にそっけない体験になってしまいます。
そこで、押しボタンは以下のようなシンプルなボタン(部品)を購入。電気工作します。
ところで、この部品を買ってきて「パナのベルを鳴らすのに使えるの?」という話なのですが、ベルの仕組みは意外とシンプル。
以下の図は、製品のEB177Wの説明書から持ってきたモノですが、「電線」と書かれている2本の線をショートさせるとその時に「キーン」と鳴り、離した(オープンにする)時に再度「コーン」と鳴る仕組みなのです。しかもこれ、EB177Wの内部で物理的に金属の板を叩くことで音を出しているんです。なんとも昭和的(?)です。
ですので、この線をプッシュボタンに結線するだけなんですね。
意外と簡単。
DIYでドアベル作る!動画のご紹介
そんな訳で、DIYでドアベル+部屋番号のサインが完成したのでした。
動画をYoutubeに上げてますのでこちらもよかったら見てみてください〜。
ではでは。
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