テック大家さん活躍!?不動産投資「ハイドレンジア箱根」という物件
このサイトは、「テック大家さん」、英語でいうとTech Landlordです。私(と妻)がやっている不動産投資に加え、私の興味があるテクノロジーを絡めた話題を扱いたいと考えてこの名をつけました。
そこで、今回は、私が所有している物件の一つ、神奈川県・箱根町にある「ハイドレンジア箱根」について書いてみたいと思います。実は、このサイト「テック大家さん」に出てくる話題は、主にハイドレンジア箱根で実際に導入した設備や技術に関することなのです。
どんな物件か
ハイドレンジア箱根は、観光で有名な箱根に立地します。箱根内のいくつかある地域の中で宮城野というエリアにあります。もしかすると宮城野は観光客にはあまり知られていないかもしれません。しかし、登山道の入り口があったり、早川の桜が美しかったり、諏訪神社というスポットがあったり、自然と住処が一体となった素晴らしいところです。
我々は、2019年に中古でこの建物を購入しましたが、建設は1973年頃。元は、酒造協会の保養所です。建物からの見晴は最高です。当時の状況に思いを馳せると、この保養所は日頃の喧騒を忘れられるベストな施設だったに違いない。そうなのです、我々が購入を決定したのも、この見晴らしがあるがゆえ。そう言っても過言ではありません。
ただ、我々が購入する際はすでに空き家でした。空き家になる直前は、生活保護者向けの施設として運用されていたそうです。購入時点では、お世辞にも綺麗な建物とは言えない代物。それでも、4年という時間に加え、ちょっと公言できないような膨大な費用をかけて、大リノベーションを決行したのです。
建築家の奥さんは、リノベーションにあたり、新しいコンセプトを考えました。それをベースに進め、2023年4月には個性的でモダンな仕様の建物に生まれ変わります。
コンセプトは、箱根で二拠点。ソーシャル生活
箱根は言わずと知れた、日本有数の観光名所です。都心からのアクセスも良く、外国人からも人気のスポットです。ならば、首都圏に住んでいてたまに箱根で遊ぶ、という使い方ができる賃貸があってもいいんじゃないか。
そう考えて作ったコンセプトが、「箱根xソーシャルリビング」。
我々が物件を購入して工事を初めて1年目の2020年は、期せずして世はコロナ禍に。同時に、リモートワークやワーケーション、二拠点生活、といったキーワードが流行り出します。
我々の物件は元々、入居者間でコミュニケーションが取れるシェアハウスのような施設を作ろうと考えていました。そのため、キッチンを完備した共用のリビングも用意しています。一方で、プライベートも重視し、各部屋には通常の1K賃貸のようにミニキッチンやトイレ・バスを完備しました。
こんな建物で二拠点生活を楽しむ若者やリモートワークに使いたいビジネスマンの需要を取り込もうというわけです。
不動産投資とテクノロジーに関わる費用
私は、このような物件ハイドレンジア箱根でネットワーク関連設備をDIY(?)で構築しました。一口に「ネットワーク」といっても色々な側面があります。詳細は、おいおいこのサイトで説明しますが、一つの例は、共用のWiFiです。
館内には、共用エリアもありますので、全館で使えるフリーWiFiを導入したいと考えるのは、献身大家さんなら当然です。マンションに共用WiFiを導入してくれる事業者はいくつもあります。そういったところに導入を依頼すればお手軽に大家さんの望みを叶えてくれるでしょう。
しかしながら、そういう業者は、サービスプロバイダや使用する機器の選定から、導入後の監視サービスまでフルフルのサービスを提供します。便利なのですがこういうのを利用すると、大家としては当然資金が必要になります。導入だけではなくランニングコストも上がってしまい、ひいては入居者の家賃(または、管理費)に含めることになりかねません。
そこで、テック大家さんの出番です。
サービスプロバイダの選択やフリーWiFiを導入するに当たっての必要なことを全部DIYでやってみよう、ということになりました。要は、業者がやってることを自分でやってみるというわけです。
その結果、どうなったか?
このサイトでは、この辺り、詳細をご紹介してきます。例えば、以下のような記事を見てみてください。
ハイドレンジア箱根は公式サイトも用意していますので、あわせてご覧ください。
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