
IHヒーター ビルトイン施工 アイリスオーヤマ IHC-BFL111-B
ITやプログラミングを取り上げることが多い、本ブログ「テック大家」さん。でも本日は、あまり「テック」ではないけど、賃貸大家さんとしてよくある話題を取り上げます。
先日、1K賃貸の空き室が出たのですが、そこのミニキッチンがえらい汚れてまして…

IHクッキングヒーターを入れ替えたほうが良かろうということに。
同じもの(パナソニック製)を買ってきて入れ替えても良かったのですが、建築家の妻が調べたところ…
いいのがあるじゃないですか、アイリスオーヤマさん!
1口IHクッキングヒーターIHC-BFL111-B
選んだのは、アイリスオーヤマから最近出たIHC-BFL111-Bと言うモデル。1口のIHクッキングヒーターでビルトイン。しかも見た目がフラットでめちゃくちゃスッキリしています。とても、モダンな感じがします。
これまでのIHコンロは、パナソニックのCH-11Bという製品。上の写真を見てもらえばわかります。そう、どこの賃貸にでもついているような、よく見るものです。それだけ普及しているのはパナソニックさん、さすがです。もちろんミニキッチンに埋め込み施工なのですが、なんかボコッと出っ張ってて格好が悪い。電源は100V電源を使用しています。
これをアイリスオーヤマの新商品(IC-BFL111-B)で置き換えてやろうという作戦です。

ちなみに、アイリスオーヤマのIHC-BFL111-Bのお値段は14,800円。一方、もともと物件についていたパナの後継機種(KZ-11C)は15,380円。お値段はアイリスオーヤマのほうがお安い。
ところが、最大火力は、アイリスオーヤマが1.4kWに対して、パナは1.3kWで性能はアオリスオーヤマに軍配が上がります。
アイリスオーヤマ(IHC-BFL111) | パナソニック(KZ-11C) | |
---|---|---|
価格(2025年2月現在) | 14,800 | 15,380 |
最大出力 | 1.4kW | 1.3kW |
デザイン | フラット | ボコッとした感じ |
格好もいいし、安くて性能もいい。古いキッチンを置き換えるにはもってこいの製品です。
施工の方法は2種類
さて、アイリスオーヤマのクッキングヒーターですが、施工の方法は2種類あります。
ひとつは「フルフラット設置にしない」方法。
もう一つが「フルフラットに設置する」方法です。
フルフラットというのはその名の通り、キッチンの天板の面(ワークトップ)とIHコンロの面をフラットに施工する方法です。
今回導入する場所は1Kの単身世帯用の賃貸です。入居者がどんな人なのか、どんな使い方するのかわかりません。フルフラットに設置すると、境目の溝の部分が汚れちゃうかもしれない、掃除とか面倒かもしれない、などと考えて、「フルフラット設置にしない」を選びました。

この方法なら、前からついていたパナソニックの施工と同じように、穴の上から被せるように施工すればよいわけですね。
設置穴の開口寸法(穴を広げる)
さて、前についていたパナソニックのIHクッキングヒーターの穴は、アイリスオーヤーマのIHC-BFL111-Bを入れるには少し小さい。そこでメラミンのキッチン天板を少し切って大きくすることにします。

施工説明を見ると、開口寸法は、器具IHC-BFL111-Bの下に落とす部分の寸法より10mmほど大きく取ると丁度天板がかぶさってくれます(下図参照)。

穴の角は斜めにする
穴の四隅は斜めに切るのが良いようです。サイズ感としては、斜めの長さが25mm程度になるようにします。

といった感じで、元の穴から拡張してあげればOK!

100Vコンセントで簡単
電源は100Vコンセント。パナソニックのCH-11Bで使っていたコンセントがそのまま使えます。

完成後の様子は以下のような感じ。こりゃパナソニックの古いのは全部これで置き換えちゃうよー!

1Kで狭いキッチンですが、美しく蘇りました!動画もどうぞ↓
ちなみに、ビルトインでなければ、IHC-T43-Bと言う卓上のモデルもあります。こちらも出力1.4kW↓
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